以前の記事「iPadでPDF楽譜を見るためのお勧めアプリを教えて」で、 PDF楽譜を見るためのアプリとして「Piascore – スマートデジタル楽譜リーダー」をご紹介しました。当サイトの管理人は、ウクレレの練習をする際にPDF楽譜を見ること以外は、アマゾンプライムの動画を見るくらいしかiPadを活用出来ていません。
写真を見るのは「iPhone」で標準アプリの「写真」を使用しています。動画の編集は「iMac」で標準アプリの「iMovie」を使用しています。写真などの画像ファイルの編集は、「iMac」で無料アプリの「Skitch」や「Photo ScapeX」を使用しています。
2023年9月18日、Appleの「Newsroom」に『iOS 17、本日提供開始』のニュースリリースがありました。公式サイトのページ「iOS 17 – Apple(日本)」を見ると、いろいろな機能がブラッシュアップされて使いやすくなっているようです。今まであまり活用していなかった「Apple Pencil」もメモやフリーボードでもっと活用できることも知りました。
iPadで音楽制作
過去に遡ってAppleの「Newsroom」の記事を見てみると、2023年5月23日に『iPadのためのFinal Cut ProとLogic Proの提供を開始』というニュースリリースがありました。プロ向け映像編集および音楽制作ソフトウェアの「Final Cut」と「Logic Pro」が、サブスク(月額700円または年間7,000円)で使えるようになっているのですね。
実は、老後の趣味として音楽制作をするのも良いかなと思っています。しかし、プロ向けの音楽制作ソフトウェアをいきなり使うことは難しいですよね。そこで、”Google Bard”に老後の趣味として音楽知識が無い状態からiPadの標準アプリだけを使用して音楽制作する方法について聞いてみました。
Google Bardへの質問
『老後の趣味として音楽知識が無い状態からiPadの標準アプリだけを使用して音楽制作する方法を教えて』
Google Bardの回答
[老後の趣味として音楽制作を始めたい方には、iPadの標準アプリである「GarageBand」がおすすめです。GarageBandは、音楽知識がなくても簡単に曲を作ることができる、初心者向けの音楽制作アプリです。
GarageBandで音楽制作を始める手順
- iPadでGarageBandアプリを開く。
- 画面右上の「新規プロジェクト」をタップする。
- 作成したい曲の種類を選択する。
- 画面に表示される音源やパターンを組み合わせて、曲を作成していく。
GarageBandの使い方を簡単に解説
GarageBandで曲を作成するためには、まずは画面に表示される音源やパターンを組み合わせていきます。
- 音源
画面下部の「トラック」で、使用したい音源を選択します。音源は、ピアノ、ギター、ドラム、ベースなど、さまざまな種類があります。
- パターン
画面上の「パターン」で、使用したいパターンを選択します。パターンは、ドラムやベースなどのリズムパターンや、メロディのフレーズなどが用意されています。
音源やパターンを組み合わせて、曲の骨組みを作りましょう。
曲の編集
曲の骨組みができたら、音量やエフェクトなどの編集を行います。
- 音量の調整
画面上の「音量」スライダーで、各パートの音量を調整します。
- エフェクトの追加
画面上の「エフェクト」タブで、各パートにエフェクトを追加します。エフェクトには、リバーブやディレイ、コンプレッサーなど、さまざまな種類があります。
曲を完成したら、画面上の「共有」ボタンで、音声ファイルや動画ファイルとして保存できます。
音楽知識がない方でも始められる
GarageBandは、音楽知識がなくても簡単に曲を作ることができるアプリです。音源やパターンを組み合わせるだけで、曲の骨組みを簡単に作ることができます。
また、画面上のチュートリアルや、WebサイトやYouTubeなどの解説動画を参考にしながら、音楽制作のスキルを身につけることができます。
老後の趣味として音楽制作を始めるメリット
老後の趣味として音楽制作を始めるメリットは、以下のとおりです。
- 脳の活性化につながる
- 新しいことに挑戦する楽しみがある
- 自分の作品を残すことができる
音楽制作は、脳のさまざまな機能を活性化させる効果があるといわれています。また、新しいことに挑戦する楽しみがあり、自分の作品を残すことで達成感を得ることができます。
老後の趣味として、音楽制作を検討してみてはいかがでしょうか。
“Google Bard”からは、iPadの標準アプリである「GarageBand」での音楽制作を勧められました。”Google Bard”の回答は文章だけなので、細かなところまでは判らないですね。
『新しいことに挑戦する楽しみがあり、自分の作品を残すことで達成感を得ることができます。』というフレーズが心に響いたので、「GarageBand」についてもう少し調べてみました。
はじめてのGarageBand(iPad版)
まず最初にiPadの「GarageBand」を立ち上げてみましたが、正直、次に何をどうしていいのかさっぱり判りませんでした。『音楽知識がなくても簡単に曲を作ることができる初心者向けの音楽制作アプリ』ではなさそうな感じですね。
Appleの公式サイトに「GarageBandユーザガイド」がありました。しかし、これも初心者向けでは無いですね。「トラック」「リージョン」「ループ」「ミックス」「エフェクト」「ベロシティ」「クオンタイズ」などの耳慣れない言葉が多くて、読んでも良く判りませんでした(汗)。
Appleの公式サイト「iOSのためのGarageBand」というページがあり、GarageBandの概要が書かれていました。その中で「Touch Instrument」について以下のような説明がありました。
GarageBandに搭載されたTouch Instrumentは美しいサウンドと優れた表現力を持ち、響きも反応も本物の楽器そのものです。キーボード、ギター、ベースや、EDMとヒップホップのために用意されたサウンドをプレイすることもできます。Smart Instrumentでは、楽器に触れたことがない人でも最初からプロのような音を出せます。古筝、琴、様々な種類の太鼓といった中国と日本の伝統的な楽器を使って、アジアのサウンドを追求することもできます。
「Touch Instrument」は、画面をタップして演奏できる仮想楽器のようです。『楽器に触れたことがない人でも最初からプロのような音を出せます。』というのは魅力的なフレーズですね。
Touch Instrument 【SmartGuitar】
当サイトの管理人は、簡単なコードストロークであればギターを弾くことが出来ます。最初に、「Touch Instrument」のギター(SmartGuitar)を試してみることにしました。
「GarageBand」を立ち上げて、「TRACKS」の「SmartGuitar」を選択クリックしました。
Touch Instrument 【SmartGuitar】(Chords)
すると、以下のような【SmartGuitar】の画面(Chords)が表示されました。ギターのコード名が書かれている部分(「G」や「F」)をタップするとそのコードの和音が鳴ります。コード名の下にあるギターの弦をタップするとそのコードの単音が鳴ります。アルペジオ演奏も出来てしまいます。
画面上部の「●」をクリックすると演奏をを録画することができました。録音した演奏は、「|◀」をクリックして楽曲の最初の戻り、「▶」をクリックして再生することができました。
デフォルトのコードは、設定のコード編集で変更することが出来ました。コードが8個しない曲であれば、コード名をタップするだけでリアル伴奏が出来てしまいます。
Touch Instrument 【SmartGuitar】(Notes)
上記の画面(Chords)で「Notes」をクリックすると「Chords」画面から「Notes」画面に切り替わって、以下の画面(Notes)のように実際のギターの指板が表示されます。
画面(Notes)では、実際にギターを演奏するような感覚でギターの弦をタップして単音で演奏して録音することが出来ました。なんとギータ独特の奏法である「チョーキング」も出来ました。
これでリアル演奏するのはかなり練習が必要なように感じました。でも、遊びで触っているだけでもとても面白いです。
GarageBand で弾く「GUITAR」
「Touch Instrument【SmartGuitar】」がなかなかの優れものだったので、YouTubeに解説動画が無いかを探してみたところ、以下の動画がありました。【SmartGuitar】についてとても解かり易く解説されていました。
- iPhone版 GarageBand で弾く「GUITAR」【初級】
【初心者向け】iPadのGarageBandの使い方をゼロから解説!
上記の【SmartGuitar】の解説以外にも、YouTubeにはGarageBandの解説動画がたくさんありました。その中で、超初心者の当サイト管理人にも分かり易かった動画をご紹介いたします。
- 【初心者向け】iPadのGarageBandの使い方をゼロから解説!『新宝島/サカナクション』編(ガレージバンドiOS版)
ほんとにiPadの標準アプリ「GarageBand」だけで音楽作成が出来てしまうのですね。老後の趣味として、音楽制作をするのも楽しいかもしれませんね。
以上、”Google Bard”に「老後の趣味として音楽知識が無い状態からiPadの標準アプリだけを使用して音楽制作する方法」について教えて貰ったことなどをご紹介しました。本記事が、老後の趣味として音楽制作を始めたいとお考えの方のご参考に少しでもなれば嬉しい限りです。
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