老後の趣味として「歌ってみた」動画や「弾いてみた」動画をYouTubeに投稿するのも良いですよね。でも、その際にYouTubeに動画の著作の扱いがどうなるのか気になります。
そこで今回は、”Google Gemini”に『YouTubeに動画を投稿する際の著作権の扱い』について、詳しく教えてもらうことにしました。以下にその結果を引用します
Google Geminiへの質問
『YouTubeに動画を投稿する際の著作権の扱いについて詳しく教えて』
Google Geminiの回答
YouTubeに動画を投稿する際、著作権は「収益化できるか」「チャンネルが存続できるか」を左右する最も重要な要素です。
2026年現在、YouTubeの監視システムはAI技術の向上により非常に高精度になっており、「知らなかった」では済まされないペナルティを受けるリスクもあります。
初心者から中級者までが押さえておくべきポイントを、体系的に分かりやすく解説します。
- 知っておくべき「2つの仕組み」
YouTubeには、著作権を守るためのシステムが2種類あります。この違いを理解することが第一歩です。
項目 Content ID の申し立て 著作権侵害の警告(ストライク) 内容 AIが自動で「他人の素材」を検知 権利者が手動で「削除依頼」を出す 影響 基本的に動画は消えない 動画が強制削除される 収益 収益が権利者へ行く、または分配 収益化停止の要因になる ペナルティ チャンネルへの悪影響は少ない 3回でチャンネルBAN(削除) - 2026年の最新トレンド:AIと「再利用」
最近のYouTubeでは、単なる著作権侵害だけでなく、**「コンテンツの質」**に関する判定が厳格化されています。
- AI生成コンテンツの開示義務: 2025年後半からのルールにより、AIで作成したリアルな映像や合成音声(クローン音声)を使用する場合、投稿時に**「改変されたコンテンツ」としてのラベル表示**が必須です。これを隠すと、著作権以前にコミュニティガイドライン違反で罰せられます。
- 量産型コンテンツの制限: 他人の動画を少し編集しただけの「切り抜き」や、AIで自動生成しただけの低クオリティな動画は「再利用されたコンテンツ」とみなされ、収益化が剥奪されやすくなっています。
- カテゴリ別の「OK / NG」ライン
動画を作る際に迷いやすいポイントをまとめました。
① 音楽(BGM・歌ってみた)
- YouTube オーディオ ライブラリ: 完全に安全・無料で使えます。
- クリエイター ミュージック: YouTube Studio内で、有名アーティストの楽曲を「ライセンス購入(収益を100%保持)」または「収益分配(権利者と分ける)」して使用できる機能です。
- NG: 市販のCD音源やサブスクの曲を勝手にBGMにする(Content IDで収益が没収されます)。
- ガイドラインの遵守: ほとんどのメーカー(任天堂、カプコンなど)がガイドラインを出しています。「個人なら収益化OK」というケースが多いですが、**「エンディングの投稿禁止」**などの独自ルールがあるため、必ず「(ゲーム名) 配信ガイドライン」で検索してください。
- 引用(Citation): 日本の著作権法では認められていますが、YouTubeでは「自分のオリジナリティが主(9割以上)」でない限り、著作権侵害とされるケースがほとんどです。
- NG: いわゆる「ファスト映画」や、テレビ番組の垂れ流し。これらは一発でチャンネル削除(BAN)になる可能性が高いです。
- 著作権侵害を避けるための「3つの対策」
- フリー素材サイトを活用する: 音楽なら DOVA-SYNDROME や Epidemic Sound、映像なら Pexels や Adobe Stock など、使用許可が明文化されているサイトを使いましょう。
- 自分の声・自分の言葉を入れる: 他人の素材を使う場合でも、独自の解説や批評を加えることで「再利用」ではなく「新しい価値」として認められやすくなります。
- 投稿前に「チェック機能」を通す: 動画を公開する前にYouTube Studioにアップロードすると、自動で著作権チェックが行われます。ここで「制限あり」と出た場合は、公開前に修正しましょう。
② ゲーム実況
③ アニメ・映画・他人の動画
[!IMPORTANT] 「非公開なら大丈夫」は間違いです 非公開や限定公開でアップロードしても、YouTubeのシステムは全てのスキャンを行います。そこで違反が見つかれば、公開していなくてもペナルティを受けることがあります。
“Gemini”の回答に『 動画を公開する前にYouTube Studioにアップロードすると、自動で著作権チェックが行われます。ここで「制限あり」と出た場合は、公開前に修正しましょう。』とあります。投稿時に著作権についてチェックしてくれるのですね。
しかし、上記の回答では、「歌ってみた」動画や「弾いてみた」動画の著作権の扱いが今一つ良く判りませんでした。そこで、ストレートに『YouTubeは著作権を気にせずに「歌ってみた」動画や「弾いてみた」動画を投稿できるのかどうか』を”Gemini”に聞いてみました。以下にその結果を引用します
Google Geminiへの質問
『YouTubeは著作権を気にせずに「歌ってみた」動画や「弾いてみた」動画を投稿できるのですか』
Google Geminiの回答
YouTubeで「歌ってみた」や「弾いてみた」を投稿することについては、結論から言うと**「楽曲の権利(作詞・作曲)」についてはクリアされていますが、「音源の権利」については注意が必要**です。
何も気にせず投稿してOKというわけではなく、守るべきルールがいくつかあります。
- なぜ「歌ってみた」は許されているのか?
YouTubeは、日本の著作権管理団体であるJASRACやNexToneと「包括契約」を結んでいます。
- JASRAC/NexToneが許可していること: 管理されている楽曲の「メロディ」や「歌詞」を使って、自分で演奏したり歌ったりして動画をアップすること。
- YouTubeがしていること: 皆さんの代わりに、YouTube側がJASRACなどに著作権料を支払っています。そのため、個人が1曲ごとに許可を取る必要はありません。
- 【要注意】やってはいけないNG行為
「自分で歌えば何でもアリ」ではありません。以下のケースは**著作権侵害(著作隣接権の侵害)**になる可能性が高いです。
- CD音源や配信音源をそのまま流す: CDの伴奏をそのまま使うのはNGです。「音源(原盤権)」はレコード会社などが持っており、JASRACの契約には含まれません。
- カラオケボックスの音源を使う: カラオケの伴奏音源や背景映像は、カラオケメーカー(第一興商やエクシングなど)の著作物です。勝手にネットへ上げることは禁止されています。
- 公式MVをそのまま使う: 映像にも権利があるため、公式MVの一部を切り取って自分の動画に使うのも基本的にはNGです。
- 安全に投稿するための「3つのポイント」
安心して投稿を続けるには、以下の方法で制作するのが一般的です。
- 伴奏を自作する: 自分でギターやピアノを弾く、あるいはDTMで打ち込む方法が最も安全です。
- 「使用OK」な音源を探す: YouTube上には「歌ってみた用」として、権利者が二次利用を許可している伴奏チャンネル(例:生音風カラオケ屋など)があります。
- 公式の「インスト(Off Vocal)音源」を使う: ボカロ曲や一部のアーティストは、公式に「歌ってみた」用の音源を配布していることがあります。利用規約を読んで使いましょう。
💡 補足:動画が「収益化」される場合
自分で演奏した動画であっても、YouTubeのシステム(Content ID)によって**「広告収益が元の作曲者に分配される」**ことがあります。これは「正しく権利が処理されている証拠」ですので、動画が削除されない限りは心配しすぎる必要はありません。
JASRAC管理楽曲かどうか調べるには? J-WID(JASRAC作品データベース)で検索し、配信(信託状況の「J」の欄)が「○」になっていれば、YouTubeでの使用が認められています。
「J-WID(JASRAC作品データベース)」にある曲の伴奏を自作した「歌ってみた」動画や「弾いてみた」動画ならば、YouTubeに著作権を気にせずに投稿しても良さそうですね。
フリー素材サイト
ご参考までに”Gemini”回答の『著作権侵害を避けるための「3つの対策」』他で紹介されていたフリー素材サイトへのリンクを以下に記載します。
- DOVA-SYNDROME(音楽)
- Epidemic Sound(音楽)
- Pexels(映像)
- Adobe Stock(映像)
YouTubeに動画を投稿する際の著作権の扱いについて理解が深まったので、「YouTube オーディオ ライブラリ」や上記のフリー素材を活用してYouTubeへの動画投稿にチャレンジしてみたいですね。

コメント