最近、Googleの対話型AIチャットボットサービス”Gemini”でも簡単にAI画像が作成できるようです。そこで、このブログのアイキャッチ画像を”Gemini”で作成してみようと思い立ちました。しかし、GeminiのAI画像をブログで使用する際の著作権が気になります。そこで今回は、”Google Gemini”に『Geminiで作成した画像の著作権』について、詳しく教えてもらうことにしました。以下にその結果を引用します
Google Geminiへの質問
『Geminiで作成した画像の著作権について教えて』
Google Geminiの回答
Geminiで作成した画像の著作権については、主に**「Googleの利用規約」と「日本の法律(著作権法)」**の2つの視点から理解する必要があります。
結論から言うと、**「Googleは所有権を主張しないが、法的にあなたに著作権が認められるかどうかはケースバイケース」**となります。
- Googleの利用規約上の扱い
Googleの最新の利用規約(Gemini利用規約および生成AIの追加利用規約)では、以下のように定められています。- 所有権の不主張: Googleは、ユーザーがGeminiで生成したコンテンツ(画像を含む)について、所有権を主張しません。
- 利用の自由: 生成された画像は、利用規約に従う限り、商用・非商用を問わず利用者が自分の裁量で使用・共有・公開することができます。
- 免責事項: Googleは生成された画像が「オリジナルのものであること」や「他者の権利を侵害していないこと」を保証していません。万が一トラブルが起きた際の責任は利用者が負うことになります。
- 日本の法律における著作権
日本の著作権法(2025年現在の解釈)では、AI生成物の扱いは以下のようになります。
ケース 著作権の有無 解説/th> AIが自動生成したもの 原則なし 著作権は「人間が思想または感情を創作的に表現したもの」にのみ発生します。短いプロンプトでAIが勝手に描いたものには著作権は認められません(パブリックドメインに近い扱い)。 人間が創作的に関与したもの あり得る 緻密なプロンプトの構成、生成後の大幅な修正、複数の画像を組み合わせた編集など、**「人間の創作的寄与」**が認められる場合は、その部分に著作権が発生します。 - 注意すべきリスク
「自分が著作権を持てるか」よりも、**「他人の著作権を侵害しないか」**という点に注意が必要です。- 依拠性と類似性: 生成された画像が、既存の特定のキャラクターやアーティストの作品に酷似している場合、著作権侵害となる可能性があります。
- 肖像権・商標権: 有名人や特定の企業のロゴ、ブランドの特徴が含まれる画像を許可なく商用利用すると、著作権以外の法律(肖像権、不正競争防止法など)に触れる恐れがあります。
まとめとアドバイス
Geminiで作成した画像は**「自分のものとして自由に使える(Googleに止められることはない)」ですが、「法的に守られる著作権が自動で手に入るわけではない」**と理解しておくのが安全です。
特にビジネスで使用する場合は、以下の対策を推奨します:
- 特定の作家名や作品名をプロンプトに入れない。
- 生成された画像が既存の作品に似ていないか、Googleレンズなどで検索して確認する。
- AI生成物であることを明記する、または人間がさらに加工を加える。
具体的な活用シーン(ブログに使いたい、ロゴを作りたいなど)があれば、それに合わせたアドバイスも可能です。詳しくお聞かせいただけますか?
このブログのアイキャッチ画像をAIで作成するのは問題なさそうですね。そこで、Gemini”に『個人ブログのアイキャッチ画像として使用したいと考えています』と伝えました。すると以下の回答をもらえました。以下にその回答を引用します
Google Geminiへの質問
『個人ブログのアイキャッチ画像として使用したいと考えています』
Google Geminiの回答
個人ブログのアイキャッチ画像としての利用は、基本的には問題なく、非常に相性が良い活用方法です。
Geminiの利用規約上も、ブログ(収益化されているものを含む)での使用は制限されていません。安心してお使いいただけますが、より安全に運用するために以下の3つのポイントを押さえておくと完璧です。
- 「商用利用」もOK
Googleの規約では、Geminiで生成したコンテンツをブログ(アフィリエイト広告があるものや、企業のオウンドメディアなど)に掲載することを禁止していません。- 無料版・有料版どちらでも: 現時点の規約では、無料版で作成した画像であってもブログへの掲載が可能です。
- リスクを避けるための「プロンプト」のコツ
アイキャッチ画像を作る際、意図せず他人の権利を侵害しないために以下の点に注意してください。- 特定の固有名詞を避ける: 「ミッキーマウス風の」「ジブリのような」といった、特定のキャラクター名やアーティスト名、ブランド名をプロンプトに入れないようにしましょう。
- 一般的な言葉で指示する: 「水彩画風の青い鳥」「サイバーパンクな街並み」など、一般的なスタイルや被写体を指定すれば、著作権侵害のリスクを最小限に抑えられます。
- 「AI生成」であることの明示(推奨)
現在の日本のSNSやブログ界隈のトレンドとして、トラブルを避けるために以下の配慮をする運営者が増えています。- 注釈を入れる: 記事の最後や画像のキャプションに「Image generated by Gemini」や「画像:AI生成」と小さく記載しておくと、読者に対して誠実な印象を与え、万が一似た画像があった際も「AIによる自動生成である」という説明がしやすくなります。
補足:画像の一部にロゴなどが入った場合
稀にAIが実在のロゴに似た模様を生成してしまうことがあります。その場合は、画像編集ソフトなどでその部分を消したり、文字を重ねて隠したりしてから使用することをおすすめします。
結論として: 一般的な風景、人物(特定の誰かではない)、概念図などを生成してブログに使う分には、著作権を過度に心配する必要はありません。 どんどん活用して、素敵なブログに仕上げてください!
個人ブログのアイキャッチ画像をAIで作成するのは問題なさそうですね。そこで実際にこのブログ記事のアイキャッチ画像をGeminiに作成してもたいました。「画像の作成」の「高速モード」では解像度やがうまく調整できなかったので「思考モード」で作成しました。以下にその回答を引用します。
Google Geminiへの質問
『解像度「横1280px × 縦720px」のWordpress用アイキャッチ画像を作成してください。ブログタイトルは「Geminiで作成した画像の著作権について教えて」です。「Image generated by Gemini」を小さく入れるだけでブログタイトルやロゴなどの文字の無い画像にしてください』
Google Geminiの回答

”Gemini”が作成したアイキャッチ画像は、解像度は指定した解像度ではありませんが、そのままアイキャッチ画像で使用できそうです。そこで、このブログ記事のアイキャッチ画像として実際に使用してみました。今後もブログ記事のアイキャッチ画像をAIで作成していこうかなとも思っています。

コメント