前の記事「リュート曲のギターやウクレレのTAB譜が掲載されている書籍を調べてみた」で、ウクレレ楽譜本「John Dowland Lute Songs for Solo Ukulele」を買うのはありかなと思いました。そこで、この楽譜本の掲載曲などをネットで色々と調べてみました。しかし、英語情報が多くて上手く情報収集することができませんでした。
そこで今回は、”Google Gemini（思考モード）”に『ウクレレ楽譜本「John Dowland Lute Songs for Solo Ukulele」の掲載曲』を教えてもらいました。その結果を以下に引用掲載いたします。
Google Geminiへの質問
『ウクレレ楽譜本「John Dowland Lute Songs for Solo Ukulele」の掲載曲を教えて』
Google Geminiの回答
John Dowland Lute Songs for Solo Ukulele（Mel Bay Publications刊、Tony Mizen編曲）の収録曲についてお答えします。
この楽譜集には、ジョン・ダウランドのリュート歌曲（Lute Songs）から選ばれた全16曲が収録されています。
収録曲一覧
以下の16曲が掲載されています。
- Awake, Sweet Love, Thou Art Return’d（目覚めよ、甘き愛）
- Can She Excuse My Wrongs?（彼女は僕の過ちを許してくれるだろうか？）
- Come Again!（あふれよ、わが涙 / 再び帰り来ませ）
- Come Away, Come Sweet Love（おいで、愛しい人）
- Come Heavy Sleep（来れ、深き眠り）
- Fine Knacks for Ladies（貴婦人方のための小間物）
- Flow My Tears（流れよ、我が涙）※ダウランドの最も有名な代表曲です。
- Flow Not So Fast, Ye Fountains（そんなに速く流れるな、泉よ）
- Go Crystal Tears（行け、水晶の涙よ）
- His Golden Locks（彼の黄金の髪は）
- I Saw My Lady Weep（わが愛する君の泣くを見たり）
- If My Complaints Could Passions Move（わが嘆きが情熱を動かせるなら）
- Now, O Now, I Needs Must Part（今こそ別れ）
- Shall I Sue?（訴えるべきか）
- Sweet, Stay Awhile（愛しい人よ、しばらくここに）
- Unquiet Thoughts（騒ぐ思い）
この楽譜本の特徴
購入や演奏の参考になる情報も併せて記載します。
- 編曲者: Tony Mizen（トニー・ミズン）
- ウクレレでのクラシック編曲（特に古楽・バロック）で定評のある奏者です。
- 難易度別アレンジ:
- 各曲につき2つのバージョン（より簡単なバージョンと、上級者向けバージョン）が掲載されており、レベルに合わせて練習できます。
- チューニング:
- High-G（Re-entrant tuning / gCEA）向けに書かれています。ソプラノ、コンサート、テナーのいずれでも演奏可能です。
- 形式:
- 五線譜とタブ譜（TAB）の両方が記載されています。
- もともと「歌＋リュート伴奏」の曲をウクレレソロ用に編曲したものですが、歌詞も掲載されています。
各曲の模範演奏（オンライン動画）へのアクセス権も付属しているため、ルネサンス音楽の独特な雰囲気を掴みながら練習できる構成になっています。
各曲の模範演奏（オンライン動画）へのアクセス権が付属しているのは良いですね。しかし、買ってからどんな曲か判っても後の祭りということもありますね。そこで、”Google Gemini（思考モード）”に『YouTubeにある掲載曲のTAB譜を探してリストアップしてください』と前の質問に続けて依頼してみました。その結果を以下に引用掲載いたします。
Google Geminiへの質問
『YouTubeにある掲載曲のTAB譜を探してリストアップしてください』
Google Geminiの回答
Tony Mizen氏のこの楽譜本は、購入特典として「Online Video」にアクセスできる形式となっており、YouTube上で全曲の公式演奏やTAB譜が無料公開されているわけではありません。
しかし、収録されている有名な曲については、他のウクレレ奏者が作成した**「TAB譜付きの演奏動画」や「レッスン動画」**がYouTubeにいくつか存在します。
練習の参考になる、TAB譜（タブ譜）が画面に表示される動画や、質の高い演奏動画をリストアップしました。
YouTubeで見られる主な掲載曲のTAB付き動画
特にMustafa Kamaliddin氏のチャンネルは、ダウランドの曲をウクレレ（Low-G推奨が多い）で弾き、画面上にTAB譜を表示してくれるため非常に役立ちます。
- Flow My Tears（流れよ、我が涙）
- 動画: Flow My Tears – John Dowland | Ukulele Fingerstyle TAB
- チャンネル: Mustafa Kamaliddin
- 特徴: 画面下部にTAB譜が流れる形式です。指使いもアップで見やすいため、独習に最適です。
- Unquiet Thoughts（騒ぐ思い）
- 動画: Unquiet Thoughts – John Dowland | Ukulele Fingerstyle TAB
- チャンネル: Mustafa Kamaliddin
- 特徴: こちらも画面にTABが表示されます。Grade 5（中級程度）のアレンジとされています。
- Come Again!（再び帰り来ませ）
- 動画: Come Again by John Dowland for Classical Ukulele
- チャンネル: Ukulele Corner (Jeff Peterson)
- 特徴: 画面にTABは出ませんが、プロの手元がはっきり見える高画質な演奏です。概要欄から楽譜入手先（有料の場合あり）への案内があることもあります。
- Can She Excuse My Wrongs? (彼女は僕の過ちを許してくれるだろうか？)
- 動画: Can She Excuse My Wrongs? – Ukulele Performance (※ギターデュオの例が多いですが、参考になる動画が存在する場合があります)
- 注意: この曲はウクレレ専用のTAB付き動画が少なめです。検索時は「Ukulele」を必ず含めてください。
- 動画: Can She Excuse My Wrongs? – Ukulele Performance (※ギターデュオの例が多いですが、参考になる動画が存在する場合があります)
検索のコツ
他の曲を探す場合、YouTubeで以下のキーワードで検索すると、個人の演奏動画やTABが見つかることがあります。
- “曲名” ukulele tab dowland
- 例: Fine Knacks for Ladies ukulele tab
注意点: Tony Mizen氏のアレンジとは異なる（例えばLow-Gチューニング用の）アレンジ動画も多いため、お手元の楽譜と運指が違う場合があります。その際は「参考演奏」として雰囲気をつかむのに利用するのがおすすめです。
ダウランドの代表曲であり、TAB譜が画面に表示され練習しやすい動画として、以下のリンクを掲載します。
Flow My Tears – John Dowland | Ukulele Fingerstyle TAB | Grade 7
画面下部にTAB譜が表示され、運指を確認しながら練習できる「Flow My Tears」のウクレレ演奏動画です。
「TAB譜付きの演奏動画」と「レッスン動画」
”Google Gemini（思考モード）”が紹介してくれた「TAB譜付きの演奏動画」と「レッスン動画」を以下に掲載します。
- Flow My Tears – John Dowland | Ukulele Fingerstyle TAB | Grade 7 (2021/10/09)
- Unquiet Thoughts – John Dowland | Ukulele Fingerstyle TAB || Grade 5 (2021/10/23)
- Come Again by John Dowland for Classical Ukulele (2025/07/31)
- Duet/Duo: John Dowland “Can she excuse my wrongs?” – Play along with me (ABRSM Time Pieces) (2020/12/09)
”Google Gemini（思考モード）”に教えてもらった内容が良さそうだったので、当サイトの管理人は、ウクレレ楽譜本「John Dowland Lute Songs for Solo Ukulele」を購入しました。楽譜も見やすくてなななか良いですね。しかし、AmazonでKindle版を買ったので『購入特典として「Online Video」にアクセスできる形式』にはなっていなさそうです。英語だから判らないだけかもしれませんが…
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